哺乳瓶は、出産前に準備しておくのが便利ですが、母乳育児を検討しているのなら、買い足しは出産後病院を退院してからでも遅くありません。
シンプルな形状の哺乳瓶は基本的な部分は大抵共通していますが、ガラス製とプラスチック製の2通りに分かれます。ガラスは落下に注意しなければならず重さもある反面、ミルクを冷ましやすいという大きな強みがあります。それに対してプラスチックは、ミルクを冷ましにくい代わりに取り扱いが簡単で安価です。それぞれ異なる特徴があるので、家庭内やお出かけなど使用する場面で使い分けるために複数用意しておくという手もあります。そして哺乳瓶自体の大きさは必要に応じて大小を使い分ける程度で問題ないことが多いですが、取り付ける乳首は月齢に合わせる必要があります。また乳首はメーカーごとの個性が出やすい部分でもあるので、飲みやすさや母乳への移行など目的に合わせて選ぶのも良いでしょう。
完全母乳での育児を目指すのであれば、哺乳瓶は最後まで必要ないという場合もあります。しかし母乳の出は産後になってからでないとわからないことが多く、その日の体調次第で十分量が出ないことも考えられます。そのため念のためとして哺乳瓶を用意しておいた方が無難です。そしてあらかじめ買っておくのであれば、購入は産前に済ませておくと良いでしょう。産後になると、買いに行ったり気に入ったものを選ぶという時間が中々確保できないからです。
もちろん哺乳瓶のデザインや機能面にそこまでこだわりがなく、安全性さえ確かであれば問題ないという場合は、産後に必要になったタイミングで購入しても問題はありません。その際には消毒に使用する道具も忘れずに購入するように注意しましょう。消毒の方法は定番の煮沸以外に色々あるので、全て知っておくに越したことはありません。また産前・産後いずれの場合であっても、必要なものがすぐにわかるように、月齢での違いや素材の特徴などは把握しておいた方が良いです。
ママさんから学ぶ!哺乳瓶について
購入は慌てなくてもいいですよ
近所のドラッグストアでも買えるので、必要になってからでも遅くないよ。慌てて購入する必要はありません。
パパに預けることが多いママは馴らしておこう
パパに哺乳瓶の扱いを教えるのと、赤ちゃんに哺乳瓶を使って飲んでもらえるようにしておくと便利
消毒が難しくないものが便利です
鍋で哺乳瓶を煮る煮沸消毒が一番簡単な方法ですが、哺乳瓶を使うときやけどには気つけてくださいね。
小さな哺乳瓶は便利です
白湯やお薬を飲ませるときに重宝するので、100ml用の小さな哺乳瓶は購入しておくべきです。
乳首の替えがすぐに購入できるものを!
海外製のものだと取り寄せが必要になるので、近所のお店で乳首が買える哺乳瓶を選びましょう。